韓国語講座(語順は日本語とほとんど同じ)
とっても共通点が多い日本語と韓国語。ほとんど発音が同じ単語も数多くありますが、今回は語順について紹介してみます。英語は 主語+動詞+目的語 といった語順ですが、韓国語はほとんどの場合、日本語と同じです。
例えばソウル駅の場所を尋ねる場合を例に見てみましょう。韓国語では次のような文章になります。前に紹介した通りローマ字に置き換えれば簡単に読めると思います。
서울역 은 어디 에요?
SOURYOG UN ODI EYO?
そうrよぐん おでぃえよ?
ソウル駅 は どこ ですか?
いかがでしょうか?日本語と同じ順番になっているのがご理解いただけるでしょうか?
発音のポイントは「ソウル」と「る」ではなく舌を丸めるだけの「r」。「う」と「r」を一緒に発音する感じで「うr」というイメージでしょうか?「よぐ」も「ぐ」ではなくて「g」という発音です。しかし、次の「うん」に音がつながって「ぐん」となります。「YO GUN」ですね。このように、韓国語では後ろの文字とくっついて音が変化することがたくさんあります。
この文章で「ソウル」を入れ替えれば、いろいろな場所を聞くことができますね。
現在地がわからなくて困ったときにも使えます。地図を持っていれば、その地図を出しながら
여기 는 어디에요?
YOGI NUN ODIEYO?
ここ は どこですか?
これで大丈夫です。
ソウル駅の場合は 서울역 은 で、今度は 여기 는 と、同じ「は」でも違っています。これは、前の文字により変化します。先程の例で言えば、ソウル駅「SOURYOG」の「G」により子音で終わっています。これを「GUN」と発音しやすくするために「UN」となります。次の文章の「ここは」「YOGI」は母音で終わっているため「GIU」とする必要がありません。わかりにくい説明ですね^^;
この単語の終わりの文字をパッチムといいます。前の単語がパッチムで終わっている場合は「은」を、それ以外の場合は「는」を使います。この辺は専門書にお任せします。実はこの違いを韓国人は意識していません。自然に使い分けています。
この「は」で困ったときは
여기 어디에요? = ここ どこですか?
日本語と同じですね。なんとか意味は通じると思います^^;
韓国語は音を表す文字なんだなぁ〜と、あらためて思いました。