韓国を襲撃しにきた巨大うさぎたち
最近巨大なウサギが全世界を襲撃しています。
一番大きいウサギはなんと15M・・・。
白くて巨大な大きさで建物の前を占拠しているこの怪しいうさぎたちは
世界的な設置芸術家「Amanda Parer」の作品「ウサギの襲撃」です。
作家はなぜこんなにかわいい姿のウサギに「襲撃(Intrude)」のタイトルにしたのでしょう?
作家の故郷であるオーストラリアではうさぎがただかわいいイメージではありません。かつては「災害」と呼ばれた動物だったためです。
1860年、オーストラリアへ移民してきた白人たちは食料の確保のために食用うさぎ12羽をイギリスから持ってきました。繁殖力を高めるためにあえて改良した種でそた。しかし・・・
40年でうさぎたちは数億羽まで増えて緑草と森林をあっという間に壊滅状態してしまいました。
人が人為的に改良したうさぎが自然破壊を招く災害しなってしまったのです。
この歴史に注目したアマンダ・ピーラーは「うさぎ」を素材に環境破壊へのメッセージを伝えようとしました。そうして誕生した作品が「襲撃(Intrude)」です。
彼女は巨大なウサギが都心を侵攻するという面白い発想で自然破壊に対する警戒心を唱えています
「このうさぎたちの魔法のような姿に老若男女皆が幸せを感じて、悟りうぃ得られることでしょう」(クリスバングル:うさぎの襲撃展示の総括ディレクター)
作品に込められた深いメッセージに多くの方が共感して世界25カ国都市により招待されています。
5日、満月の秋夕(お盆)を控えてこの巨大なウサギたちが韓国を襲撃し始めました。
アジアで初、韓国に上陸したこのうさぎたちは10月3日まで展示される予定です。
「うさぎのかわいさだけに集中しないで、今も起こりうる自然破壊についてもう一度考え直す機会になってほしいです」アマンダ・ピーラー
サッカー場70個ほどの大きさに達するスターフィールドのあちこちに12羽のうさぎたち。オーストラリアで始めて上陸したうさぎ12羽を象徴しています。