芸能兵士に予想外の重い懲戒


韓国の軍当局はマッサージ店に出入など問題を起こした芸能兵士に対して重い懲戒処分を下しました。

国防部の関係者は25日『今日、芸能兵士の所属部隊(国防部勤務支援団支援大隊)の懲戒対象8人のうち7人に営倉処分、1人に謹慎処分を決めた』と話しました。

*営倉:軍隊で罪を犯した軍人を拘禁する兵営内の建物また、そこに入れられる懲罰を言います。

ことの発端は先月21日春川市スビョン公園で開かれた『慰問列車』の公演が終わった後、マッサージを受けるために宿泊施設を無断離脱した李某一等兵とチェ某一等兵は、10日の営倉処分を受けました。

キム某兵長とカン某兵長、李某上等兵、キム某上等兵、李某上等兵など5人の兵農兵士に対しては携帯電話を無断で持ち込んだとの理由で4日の営倉処分が下されました。

ただし、他の李某上等兵は春川慰問列車公演が終わった後映画を見るために不適正な時間に外出したという理由で10日の謹慎懲戒に処されました。

今回の処分は予想された処分より重い処分が下されたのは軍の対応が甘いとの批判を意識したことではないか言われています。

営倉処分は部隊で裁判せずに兵士の人身を15日以内で拘束する懲戒で、中隊長級異常指揮官の指示や外部機関の懲戒依頼に懲戒手続きが開かれます。

3人以上7人以下の将校と副士官に懲戒委員会を構成し、営倉処分を議決する人権担当弁護士の合法性審査を経て、懲戒権者(指揮官)が営倉処分をすることができます。

営倉処分を受けた兵士は裁判手続きを経て刑事罰を受けた拘束者たちと同じ場所で別々に拘禁されて拘禁日数だけ軍服務期間が増えます。ただし、刑事処罰とは異なり刑事記録は残らないです。

出典http://news.nate.com/view/20130725n25603

芸能兵士処罰に対して韓国での反応(Nateの書き込み)は『一般兵士が些細なことでも4泊5日以上の営倉を行くのに携帯を使ったり、無断外出をしてだった4日の営倉で終わるのか』、『陸軍の刑務所に入っても甘いのに営倉10日?軍隊が遊びか?芸能人はえらいねえらい』などかなり批判的な反応が多かったです。

入隊を渋る若い人などや一般の人に軍を宣伝するために作った芸能兵士がいつの間に芸能人を特別扱いするようになり、今回のようなことが起きて非常に残念で廃止されて正解かなぁと個人的に思いますね。


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